「犬を飼いました」「猫を飼いました」
これも、不登校あるある。
なかには、「猫飼ってくれたら、学校に行くから」という言葉に、ペットを飼い始めたという話もよく聞きます。
さて、それで再登校したという話は、聞いたことがほぼほぼありません。
ペットなら何でもいいというわけではないようです。
毛がふさふさしてる生き物が人気です。
触り心地が良いことがポイントなのかな。確かに柔らかいふさふさしたものを触ると癒されます。
子どもは、癒されたい気持ちあると思う。
ペットは、寄り添ってくれることも多いですよね。
ちょっとしょんぼりしてたり、ちょっと疲れてたら、そっとそばに来て、なにもいわずに寄り添ってくれる。
こういうことが子どもの元気を、増やしてくれるのかも。
もう一つペットを飼い始めるときに、私が思うこと。
子どもはのやってみたいを大事にしてほしい。
「ペットと暮らしてみたい。幸せになれるかも」
という気持ちから、子どもは、ペットを飼いたいと言ってくると思います。
せっかく「何かやりたい」気持ちになってます。
「こんな僕(私)に、いいねって言ってほしい。認められたい。やりたいことに親は協力してくれるのかな」という気持ちが隠れてるように思うのです。
なので、「もう、仕方なしに飼うよ。お世話は、きちんとするのよね!」と、言って飼うのなら、せっかくの飼うがもったいない。きっと、子どもの自己肯定感は下がるでしょうね。
本当は、ペットを飼ってほしいこと以上に、
自分を認めてほしいと思ってるように思うのです。
子どもが、やりたいことを見つけたのだから、
「素敵な提案ね。今すぐはちょっと無理だけど、前向きに考えるよ」と親はお世話はすべて引き受ける覚悟で、ペットをお迎えしてほしいです。
困ることは、お世話ですね。
はじめな子どもも喜んでやってくれますが、
だんだん、親任せになるのは、よくあることです。
自分のこともいろいろ取り組むのが大変な状態になってる子どもに、ペットのお世話を任せるのは、負担が大きく、生きるエネルギーが減っていくような気がします。
ペットのお世話で、元気がなくなるのなら、なんだか本末転倒。
責任感とか、継続力とかは、もっと元気がたまってから。
まずは、たくさん癒されて、元気を取り戻すこと。
子どもが、お世話をしなかったら、親がすることになるけど、やっていけるかな?
親がお世話をする覚悟で、ペットをお迎えしないとね。
ペットを飼う目的は、「癒し」と「認めてもらった感で自己肯定感を上げる」だと思います。