弟・妹も休む

 兄弟姉妹で、学校を休んでいるご家庭も、実は少なくありません。

 初めに学校を休み始めたのが、年上のお子さんだった場合、「お兄ちゃん・お姉ちゃんだけ学校行かへんの ズ・ル・イ!」とか「なーんや学校行かんでも大丈夫そうやん」という感じで、弟や妹も学校を休みがちで、親も「あんたは行きなさい」と強く言えず、なんだかんだで2人とも・3人とも・・・。というご家庭、結構あります。

 上のお子さんが、高校生くらいだと、随分冷静なのですが、兄弟姉妹が小中学生の場合は、「ずるいわー」などと学校を休みがちになるようです。

 

 初めに休みだした子は、それなりに、学校に行けない理由があるのですが、あとから休んだ子どもは、学校に行けない理由があいまいなので、何が辛いのかなどの自己認知がむつかしく、どうしたいのかという目標も持ちにくく、手こずるケースが多いです。

 

 「同じように学校休んでても、上の子とは全然違うねん!」というのも、フラワーズではよく聞くセリフです。

 

 フラワーズでは、「下の子の対策」も よく出る話題です。

コツのひとつは、「休んでてもずーっとゲームしてるんじゃないんや。」「あんまり得なことないな。っていうか結構面倒なこと多いやん」ということを伝えること。

もう一つは、「今日、登校しているあなたはよく頑張っている!」と褒めたり、認めたり、感謝の気持ちを伝えること。ではないでしょうか?

 

時としてこんなこともあります。

2人が同じ学校に行ってる場合(例えば「中1と中3」とか「小3と小6」など)先生同士の中で、「あそこの親は学校に否定的。行かさないという方針のようなので、ほっておこう」「教職員を馬鹿にしている家族だ」などという誤解を招き、連携がうまく取れないことも、あります。

 

気になる方はぜひフラワーズにご参加ください。